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映画の世界に没入 〜悟りへの道〜

先日、映画館に『モアナと伝説の海2』を息子と観に行きました。

海と特別な絆で結ばれた主人公が、仲間と共に世界を引き裂いた呪いを解くため、危険な海航に繰り出していくという内容です。


モアナの前作を観たのは息子がまだ中学生のとき。

物語を見終えた余韻をとおして、気づいたことをヨガ哲学的につづっていきます。


「登場人物の体験を擬似体験できる」


ヨガではいろんな経験をしてカルマ(業)を解消していきましょうという教えがあります。

わたしは平凡な家庭に生まれ育ち、大変だったといえば会社員時代の激務と子育て。

大変でも苦労と感じたことはなく、忙しさの中に充実感もありました。


人は一生で体験できることは限られていますが、映画を通じて色々な体験を映画を擬似体験できます。


映画のなかで描かれる様々なエモーションや登場人物の葛藤は、わたしたちが実際に直面する可能性の問題や感情に共鳴させ、考えさせてくれるのです。


「人は体験したことでしか気づくことはできない」


わたしたちは日常生活で無意識で生きています。それはつまりエゴや執着といった相対的な価値観の渦に巻き込まれていることになります。

無意識なので何らかのトリガーがないと気づくことができません。そのトリガーは日常生活で溢れていますが、これが常識だよね!と自己完結してしまうとそこで成長が止まってしまします。


今回の『モアナと伝説の海2』では主人公モアナが、次々に襲ってくる困難に試行錯誤して行動しカルマを解消させます。迷いの心を手放しありのままの自分に気づいていく姿はヨガの本質をとらえているといっても過言ではありません。


わたしたちは日常生活の起こった現象でエゴや執着のとらわれから抜け出すことができるのです。


「どんな体験も自分を知る現象」


仮に今日、ついてない日があったとします。

そのできごとに対して「悪い日だった」と、そのモヤモヤした心にとれわれたら苦しいですよね。

しかし、その起きた現象は自分とはなにかを知るトリガーだと理解したら一瞬で心は軽くなるでしょう。

過去のわたしは、幸せになるためにヨガをしていました。しかし実際は、困難があっても避けるのではなく、現象は自分を成長させるきっかけでしかないと理解を深めています。


幸せになりたいという外的な思考から

幸せであるという内側の思考


ついてない日もご機嫌な日も、すべてパーフェクト!ということです。


「映画館は集中に最適」


現代は効率化という言葉をよく聞きますが、それって実は脳を疲れさせます。

人はマルチタスクすると100%の力が発揮できません。

部屋で映画を鑑賞しようとしても集中できないことはありませんか?

外的な物や音、それらの情報が脳に入るとわたしたちの集中力は低下するといわれています。

映画館での鑑賞は、大画面や音響などの設備が充実していて自宅での鑑賞とは比べものにならないくらい没入感を味わえます。

人の集中力の限界は90分といわれていて、映画鑑賞は今ここに生きるのにぴったりです。


ヨガクラスも集中できる空間を大切にしています。スタジオには必要なものだけ持ってきていただき、極力、集中を妨げるものが視界にうつらないようにします。

環境が大切なので映画鑑賞も場を整えてからはじめるといいことがわかりますね。


「悟りの道、サマーディにむかうために」


わたしたちは社会的な価値観のなかで生きて、それを本当の自分と思い込んで生きています。

常識と思っていたことをつねに疑い、自らが問いを立てていくことがほんとうの自分に気づくきっかけです。

主人公モアナのように、自己探究をやめないこと。わたしたちもそれが今この瞬間からできます。

そこに気づくためにも定期的にヨガスタジオに通い、学びを深めることが大切です。




 

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