闘病日記 退院後の変化とヨガの力
- EN-YOGA Studio
- 7月2日
- 読了時間: 3分
こんにちは!ヨガスタジオオーナーの青山 真紀です。
前回のブログでは、手術からの回復のご報告とヨガが私にとってどれほど大きな存在かを綴らせていただきました。
温かいコメントをくださった皆さん本当にありがとうございます。
皆さんの言葉が私にとって大きな励みになっています。
「闘病日記」2回目となる今回は退院してからの日々で感じたことやヨガがどのように私の回復を助けてくれたのかもう少し具体的にシェアしたいと思います。
体と心の変化、そして新たな発見
退院してからの日々は、まさに体の変化と向き合う時間でした。
手術前とは違う感覚に戸惑うこともありましたが、一つ一つ自分の体の声に耳を傾ける練習になりました。
安静にしていた2週間は体温が安定せずに微熱が続きました。体はだるく、日常当たり前にしていた動作がすべてきついのです。動けないので体重は自然に落ちました。これは脂肪ではなく筋肉が落ちた故の現象でした。体力も落ち、肌のハリは失われてとても疲れやすくなりました。自分のエネルギーと熱量が失われていく焦りを感じ怖くなったのです。
そんな中で改めてヨガのポーズや呼吸法が私の心と体をどれだけ支えてくれたかを実感しています。
陰ヨガの実践では深い呼吸とリラックスで不安な気持ちが落ち着き、硬くなった心身がほぐれました。
瞑想では自分を受け入れ客観視したことで焦りを無くしてくれました。
予想しない困難や不安が迫ってきたとき、それは行為の結果が現象世界として現れたと思っています。
その現象を通して自分がどんな人間かと理解を深めるきっかけにすぎないのです。
季節の移ろいと自分自身
梅雨の季節、時には憂鬱に感じることもありますよね。
でもその雨があるからこそ大地は潤い植物は青々と育ち新たな命が芽吹きます。
季節が巡るように私たちの体も常に変化しています。
手術を経験し体が大きく変化した私ですがこの変化を受け入れることこそが新たな自分を発見する喜びにつながると感じています。
子宮という臓器はなくなりましたが、それによって失われたものは何もなくむしろ得られたものの方が大きいと今は心から思えます。
それはまるで梅雨の雨が洗い流してくれるように自分自身を深く見つめ直す時間でありヨガを通して体と心がつながっていることへの確信、そして何よりも皆さんの温かさに気づけたこと。
この経験は私という存在が形あるものに囚われずもっと広く、深く、そしてしなやかになれることを教えてくれました。
次に向けて
これからも、この「闘病日記」を通じて私の経験が誰かのヒントになったり少しでも心の支えになったりすれば嬉しいです。
次回は、食事や日々の過ごし方女性特有の不調との向き合い方などについてお話しできたらと思っています。
日々の変化を大切にこれからもヨガとともに歩んでいきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
