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ヨガでいう永遠の世界とは

みなさま新年度いかがお過ごしでしょうか。

冬の寒さのなか、じっと春の到来を待ちわびていた植物たちが一斉に芽吹き、わたしたちの生きる力を後押ししているように感じます。人も自然の一部であることを季節を通し感じています🌱


物事をスタートさせるのにぴったりな新年度。

新たに趣味や学びをはじめる方がたくさんいらっしゃると思います。


今回はそのはじまりについてお話ししていきましょう。


ヨガでは二元的な考え方をフラットにしていくのが目的。

では、ここで言う二元的なものとは「時間」というカテゴリーもそのひとつです。


つまり、「はじまりがあれば終わりがある」ということになります。


ヨガとは生き方、しあわせに生きる智慧を教えてくれるツールです。

アーサナは身体を使って今この瞬間に意識を向けるための道具。もし身体が無かったら意識の世界だけでは今を感じることができなくなります。

私たちの身体はいずれ死を迎え無くなります。どんなに欲しいものを手に入れても来世に物を持っていくことはできないのです。


しかしわたしたちは、何かになりたい、お金や地位など何かを得ることで幸せになれると思い込んでこんでいます。それらは得たとしても死んで無くなる物ですから二元的な世界ということなんですね。


では、ヨガでいう永遠とは何なのでしょうか。

それは魂(ほんとうのわたし)とつながった世界です。


たとえこの肉体が滅びたとしても死後に持っていけるものがふたつあります。

1)知識 ギャーナ(右手)

2)行為 カルマ(左手)


智慧を深めて、カルマは行動して解消させる。とってもシンプルですね。


この春、行動してはじめたものが何者かになるために得るものではなく、なぜそれをするのかを魂レベルで理解していけば来世につながる智慧として持っていくことができるのでしょうね。


時間、過去未来、始まりと終わり。

二元的な世界に気づき、これでもないあれでもないと脱いでシンプルになる。すべて脱いだ先に、ほんとうのわたしに気づくことができるでしょう。


ヨガとは生き方。


このお話はスタジオにお越しいただいた時にでも詳しくお話しさせてくださいね。


4月もエンヨガスタジオでお待ちしております。


真紀


























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